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まずは歯医者へ

 虫歯になったら歯医者に行くのが一番です。
 けれど旅行先のスケジュールが決まっていたとか、仕事で忙しいとか、どうしても時間の取れないときもあります。
 もちろんほっぺたが腫れ上がるような症状ならそれでも歯医者に行くべきですが、そこまで酷くないときは誤魔化しながらスケジュールをこなすことになります。
 そんなときの応急措置。
 それが正露丸です。
 正露丸を虫歯に詰めると歯痛がおさまるというのは祖母に教えてもらった方法で、確かに痛みが止まります。
 ただ、口臭が正露丸臭くなってしまうのが難点でしょうか。
 それと正露丸がなければ意味がありません。もしも薬屋に立ち寄れるのなら、わざわざ正露丸でなくても痛み止めの薬を買えばよいのですから。
 これは正露丸を常備していた祖母ならではの方法なのでしょう。
 それとは別に、本当に短時間の誤魔化しにしかなりませんが、私がよくする方法があります。
 人間の体というのは良くできたもので、あまりに痛みが酷いと、神経が麻痺することがあるのです。
 それを利用して、思いっきり歯を噛みしめます。できれば虫歯の痛みの部分を刺激するようにして噛みしめます。
 すると激痛が走りますが、すぐに麻痺して痛みを感じなくなります。
 それほど長時間はつづきませんが、一瞬の激痛と引き替えにしばしの安らぎを得られるこの方法を私はよく利用しています。
 ともあれ、できるだけ早くに歯医者へ行きましょう。
 

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